自然な生え際を再現できる!!
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テンプレート(かつら・貼る増毛の型)の作り方
- 用意して頂きたいもの
・ラップ(出来れば大きいサイズ)
・セロハンテープ又は透明テープ(ビニールテープ不可)
・水性ペン (ホワイトボード用の水性ペンが便利です。)
・油性ペン
・ハサミ
ほぼ全て「100円ショップ」で手にはいるものばかりです。
頭の上にラップを乗せ、ラップの両サイドを巻き取ります。 特にフロント部分にピッタリくるようにします。 |
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巻きとった両サイドのラップを首の下で結びます。この時もフロント部分がピッタリくるようにしてください。 あまり強く結ぶと首が締まるので気をつけてください。 |
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フロント部分から横向きにテープを隙間なく貼っていきます。後ろまで同じように横向きに貼っていき、この作業を2回(2往復)繰り返します。(二重重ね) 写真ではわかりやすいように「黒テープ」を一部使用していますが、実際は透明テープを使用してください。 |
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フロントから後ろまで2回(2往復)した状態。 | |
テープを貼り終えたら、ペンの中央部分などを利用して、頭皮に軽く押しつけ、こすります。テープ間のシワ・空気を出して、より頭皮とピッタリとした状態にします。 あまり強くこすると、痛みがでるので気をつけてください。 |
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横向きが終われば、縦向きにテープを左右全体に貼っていきます。この作業も2回(2往復)してください。 写真ではわかりやすいように「黒テープ」を一部使用していますが、実際は透明テープを使用してください。 |
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4重(横向き2回、縦向き2回)のテープを貼った状態。 この状態で前回同様にテープの中央部分で軽く押さえつけながら、全体をこすり頭皮とピッタリとしたテンプレートにします。 |
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テープを貼り終えたら、水性ペンで真ん中に線を書きます。後ほどこの線が 折り目になります。 「水性ペン」を使用したほうが、線の修正が楽にできます。ティッシュ等で簡単に線が消えます。 最終的に「油性ペン」で仕上げたほうが便利です。 |
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眉毛から約指4本分のところに印(A)をつけます。 また薄毛が進行している部分にも印(B)をつけます。 |
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印Aと印Bを結んで線を書き、フロントカーブを決めます。反対サイドも同様にします。 このカーブの角度により見た目の印象が変わります。詳しくは「フロントカーブの違い」を御覧ください。 |
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サイドの状態。 薄毛が進行しているところに線を書きます。反対サイドも同様にします。 注意点:ピンで装着する場合はこの線より約3センチ程下にラインを書いてください。写真上の黒い線ですと、ピンが止まらなくなります。 |
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ここでラップを頭から外し、書き終えたラインよりも数センチ外で一度ラップを切ります。 真ん中のラインを 折り目にして、両サイドを重ねて、書いた線が左右対称になるように修正します。 もう一度と頭に乗せて、ちゃんとフィットしているかをチェックします。 |
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最終的に出来上がった線を「油性ペン」で書き仕上げます。(水性ペンの線を油性ペンでなぞれば、大丈夫です。) フロント(前部分)に「F」、後ろに「B」と書いてください。 また「つむじ」部分に「☓」印を書いてください。 「つむじ」の印は必ず作ってください。 |
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最後に周囲の線で切り取ります。 お名前をローマ字で書き込んでください。 最後は全て「油性ペン」で書き込んでください。水性ペンだと作業中に消えていくしまいます。 毛の流れ、スタイルは次のページ:「ヘアースタイルの選び方」をご覧ください。 このテンプレートは注文フォームにて: ヘアースタイル:「左つむじ、分け目あり」を選択 縁:「横と後ろに縁を使用」を選択 フロント素材は注文フォームより「ベース部位と同じ素材を使用」や「フレンチレース」等を選んだ「テンプレート」です。 |
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注文フォームにて ヘアースタイル:「中央つむじ、自然な前髪下ろし」を選択 分け目部位に「人工皮膚」もしくは「インジェクション加工」を選択 フロント素材は注文フォームより「ベース部位と同じ素材を使用」や「フレンチレース」等を選んだ「テンプレート」です。 |
注文フォームに書き漏れがなく、「つむじ」の印が書き込んであり、「F」と「B」の印があれば、テンプレートは 完成です。
☆毛の流れ、ヘアースタイルは次のページ:「ヘアースタイルの選び方」をご覧ください。
このテンプレートにサンプル毛を付けて送ってください。
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サンプル毛の取り方
お客様の毛の色に合わせるためには、「サンプル毛」が必要になります。
もちろん「サンプル毛無し」で、色番号選択からでも作製はできます。(詳しくは⇨「髪色について」を御覧ください)
ただ 「サンプル毛」があったほうが、よりお客様の髪色に合わせることができます。
用意して頂きたいもの
・ スキバサミ (これも最近は100円ショップで手にはいります。)
スキバサミでお客様の髪の毛を数箇所切って、サンプル毛を集めてください。
普通のハサミは使用しないことをおすすめします。
普通のハサミでご自分の毛を切ると、「ザックリ」切ってしまうことが多く、修正ができなくなる場合があります。
スキバサミで切った毛を集めて、根本をセロハンテープでまとめてください。
セロハンテープより上の部分が、少なくとも3センチはあるようにしてください。
まとめた「幅」も3ミリ以上の毛量が必要です。
あまり毛量が少ないと工場にて、色合せができなくなることがあります。
出来上がった「サンプル毛」をテンプレートにしっかりと貼り付けてください。
テンプレートがフィットしない場合の対策
テンプレートを作製した後に、ご自分の頭にのせた際、フィットしない場合があります。
- テンプレートの前や後ろが浮いた感じになる。
⇨テンプレートが頭の形より「大きく」なっている状態。 - テンプレートが頭皮にピッタリとくっついていない。(隙間ができる)
⇨テンプレートが頭の形より「小さく」なっている状態。
このような場合は、基本的には 再度テンプレートを作り直す事をおすすめします。
但し 「フィットするように修正する方法」もあります。
写真ではわかりやすいようにテンプレートを「白テープ」で作っていますが、本来はセロハンテープ(透明テープ)で作製してください。
わからないことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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