目次
「縁(ふち)」「折り返し加工」「スキン」「人工皮膚」とは?
★「縁(ふち)」
かつらのベースの周囲につける「補強部分」
テープやピンを使用するときに取り扱いが楽になります。
型くずれ予防にもなります。
「縁」の厚みはオーダーによって調整ができます。(注文内「特記事項にご記入お願いします。薄め・少し厚め・厚め)
「縁が少し厚めの方が、土台がしっかりして扱いやすい。」とおっしゃるお客様も多いです。
また 縁を厚めにすれば耐久性もあがります。
全周囲に縁を使用の場合は「生え際を見せるスタイル」には不向きです。
★「折り返し加工」:ピン・ストッパー仕様に最適
ピン・ストッパー仕様に特化した加工
ベース素材の全周囲や横と後ろ部分に縁を使用せず、ベース素材を「折り返す状態で加工」。
折り返した部分が「布状」の為、ピン・ストッパーが取り付けやすい。
縁のように経年劣化でひび割れたりしないので、かつらの耐久性は良くなる。
但し「布状」の為、テープは付きにくくなります。
★「スキン」(スキン、ナノスキン):生え際部分に最適
見せる部分・生え際などに主に使用。
とても薄い半透明素材で、できているので「生え際」を見せる場合、とても自然に作れます。
特にナノスキン(極薄素材)は一番自然に生え際を演出できますが、破れやすいので、取り扱いは注意してください。
スキン、ナノスキン部分の人毛の根本を脱色加工すると「より生え際を自然に見せる」ことが可能です。
詳しくは⇨「フロント素材の選び方」を御覧ください。
★「人工皮膚」:分け目のボリュームアップをお求めならば・・
主に「分け目」に使用。
「スキン」よりも厚めの素材。透明性はあまりない。厚みが作れるので、髪のボリュームをだしやすい。
また「スキン」よりも耐久性があります。
「透明性のある人工皮膚」の薄めが・・・・・「スキン」
「透明性のある人工皮膚」の「極薄」が・・・「ナノスキン」
と考えて頂くとわかりやすいと思います。
詳しくは⇨「分け目の見え方・人工皮膚」を御覧ください。
「人工皮膚」はフロント部分にも使用可能ですが、透明性があまりないので「生え際を見せるスタイル」には不向きです。
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